マリリン・モンロー(女優)
マリリン・モンローは、世界の誰もが認めるセックス・シンボルですが、その人生は生まれながらにして
不幸に見舞われ、生涯を通じて、その不幸は続くことになりました。
それ故、彼女は精神科へ治療に通うことも余儀なくされていたのです。
マリリンの場合、その人格に関する問題は、家庭環境から起こったものです。
精神病を患う母親から生まれたマリリンは、孤児院を転々とする生活を余儀なくされました。
その過程で、幾つかの家庭に養子入りしましたが、そこでも性的虐待に遭うなど、不遇が続きました。
芸能界デビューのきっかけは、彼女の一枚の写真が陸軍の機関紙に掲載されたことです。
先ず彼女はモデルからスタートし、その後、映画女優として20世紀フォックスと契約を交わし、
スターダムにのし上がります。
しかし、私生活では度重なる結婚・離婚を経験し、気分が安定することはありませんでした。
彼女の場合、「境界性パーソナリティ障害」という確定診断をアンナ・フロイト(精神分析の父、
ジークムント・フロイトの娘)から受けたと言われていますが、事実確認には至っていません。
晩年は故・ケネディ元大統領との不倫騒動もあり、最後には謎の自殺を遂げました。
マリリンは、誰からもきちんと愛された経験がなく、それ故がむしゃらに男性を求めたのだと思います。
しかし、そういった努力は報われることなく、この世を去ることになったのです。
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