心身症の併発

心身症の併発

心身症とは、精神的要因の元で起こり得る病気の総称です。

例えば、私たちの胃腸は、ストレスに対して敏感に反応し、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になります。

これが、心身症の典型的な例といっていいでしょう。

この類のものは、レントゲンなどの検査で、内科医を通じて簡単に判断することができるもので、
精神疾患のように、わかりにくいものではありません。

必ず見えやすい形で出ているものです。

ストレスと聞いてすぐに思い浮かぶ心身症は、数多くあると思います。
内科的な疾患として出てくるだけではなく、皮膚科、耳鼻科系統の病気としても現れます。

ストレス過多状態が長引くと、ニキビができやすいという人もいるでしょうし、肌荒れがひどくなる
こともあります。

耳鼻科系の病気もまた、自律神経に左右され、諸々のアレルギー症状も、根本的にはストレスが
原因であるとも言われています。

女性であれば、月経不順、男性であれば急激な脱毛なども考えられるでしょう。

これらの症状は、一時的に各科の処方で治癒が可能ですが、長期的に見ると、それはその場凌ぎの
対応としか言いようがないです。

心身症が起こる原因は、あくまでその人の心理状態によるものであり、自分自身の生活を見直して
ストレスを軽減
させない限り、再発する可能性は無限にあります。

自己愛性パーソナリティ障害の人も例外なく、こういった心身症にかかる可能性を大きく秘めています。

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