ダイアナ妃(元英国皇太子妃)

ダイアナ妃(元英国皇太子妃)

ダイアナ元皇太子妃は、境界性パーソナリティ障害が疑われた人物です。

もっとも、そういった内容の報道は以前からあったのですが、確定診断を受けていたわけでは
ないようです。

私の中では、ダイアナ妃が摂食障害であったことの方が有名です。

ダイアナ妃の心に影を落としたのは、両親の離婚であったと言われています。

彼女の両親は、彼女が7歳の時に離婚し、その直後に母親は再婚しました。

ダイアナは父方の家庭に引き取られましたが、その父も、後に再婚します。

こういった両親の離婚と違う相手との再婚は、彼女の孤独に拍車をかけました。

母親に捨てられた形で父方の家庭で暮らしたダイアナには、見捨てられることへの恐怖心が
芽生えたといいます。

その恐怖心があまりに強かったからか、何度も自殺未遂を図り、更に摂食障害になり、その精神が
いかに不安定だったかが、よくわかります。

若きダイアナは、チャールズ皇太子の元に嫁ぎましたが、チャールズが結婚する以前からの恋人と、
不倫関係を続けていたことで、ダイアナの孤独は一層強くなったと思われます。

彼女の人生は、常に悲壮感で溢れていました。

親に見捨てられ、夫にも裏切られたことで、どれだけ辛い思いをしてきたかを考えると、心が痛みます。

しかし一方で、本当は優しい気持ちの持ち主だったのでしょう。

慈善活動にも積極的で、今尚私たちには笑顔のダイアナの姿が記憶に残っています。

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